黒にんにくは、普通の白にんにくを一定期間、熟成・発酵させたニンニクです。
通常数週間から1ヶ月程度、熟成させることにより、にんにくの色が真っ黒に変化します。
変わるのはにんにくの色だけではなく、以下の二つの点で、変化が見られます。
1. にんにく特有のにおいが、大きく減ります。
これは熟成により、においの元となるイオウ化合物が減るため、あのにんにく特有のにおいがほとんど無くなります。
また、発酵させることから、味も生のにんにくに比べ甘酸っぱくなります。
2. 抗酸化力が、大きく高まります。
抗酸化作用は生にんにくにもあるのですが、熟成して黒にんにくとなることにより、
「S-アリルシステイン」という成分が生成されます。
熟成され黒にんにくとなることで、「S-アリルシステイン」による抗酸化力が大きく高まり、
動脈硬化の予防や改善、悪玉コレステロールの減少などの作用をもたらします。
同じく抗酸化作用のある「ポリフェノール」も、黒にんにくとなることで、その含有割合が大きく増加します。
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