にんにくの歴史は古く、紀元前3千年以上前に、すでに古代エジプトなどで栽培され利用されていました。
ピラミッド建設の労働者たちに与えられていました。
その他にも、にんにくは、古代ギリシャでは兵士の食材、古代ローマでは闘士の競技に、古代インドや中国では病気の治療に施す万能薬として、にんにくは古来より世界中で長きにわたり使われ、親しまれてきました。
とりわけ中国では、にんにくは今日に至るまで、漢方薬の成分「韮」としても用いられています。
長い歴史を持って様々に使われ続けてきたにんにくが日本にはじめて伝わってきたのは、8世紀頃、奈良時代の頃と言われています。
しかしその強いニオイから食用を禁止されていた時代もあり、にんにくが広く食材として出回るようになったのは、もっぱら明治時代以降になりました。
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