にんにくは中国、朝鮮半島から日本に入ってきました。
にんにくが日本に入ってきたのは4Cころだといわれています。
しかし、にんにくが医薬品、食品として普及していく一方で、619年に聖徳太子が
中国から伝来した仏教を国の宗教として定めて以来、ニンニクを避ける思想が浸透していきました
律宗や禅宗ではその修業の場において、怒りや情欲を呼び起こす酒とにんいくを
不浄なものとして食しないように戒律を作り、人々にも要求したのでした。
今でも禅寺門前の戒壇石に、「不許葷辛酒肉入山門」の文字が刻まれているものがあります。
この葷は葷菜(くんさい)、すなわちにんにくのような臭い野菜を指しています。
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